一眼カメラの持ち運びどうしてますか?
気軽に持ち運ぶ方法を探している、次のカメラバッグ探しているっていう方たちに、筆者の持ち運びシステムも参考にして貰えると嬉しいです。
今回は、ピークデザインのスライドとカフの記事で、ストラップを含めた運用方法を紹介していた中で登場したカバンを紹介します。

TARION(タリオン)というメーカーのコンパクトなスリングバッグです。
多くの人は聞きなれないメーカーだと思いますが、値段の割に製品の質が良く、Amazonや楽天といったECでは、高評価を受けている中国の新興カメラ関連メーカーです。
日本にも商標登録したり進出してるみたいなんですが、公式HPに日本語版がなく、EUの英語のものしか見つかりませんでした。
アマゾンにはメーカーページはあるので、ECに力を入れているようですね。
TARION(タリオン) ZONE スリングバッグ

TARIONの【 ZONE 】というモジュラーバッグのスリングバッグ部分のみです。
モジュラーバッグは、一つ一つが単独で使える様になってるので、これ単体でも問題なく使えるだけの機能、耐久性があります。
元々は、モジュラーバッグとしての商品なのに、スリングバッグだけ単体でも売られているんですよ。面白いですよね。
- 内容量4Lで、中型以上のカメラと標準ズーム程度のレンズ一本。もしくは小型のカメラとレンズ2本。
レンズのみに絞れば、最大3本の標準ズームや100mm単焦点程度の大きさのレンズが入ります。 - 小物入れは一つしかないですが、予備バッテリーであれば4つ+α程度は入ります。
- 重量わずか320g。小さいながらも肩パッド付。
- 二つのジッパーで開閉する開口部が、かなり広いのでカメラの出し入れがスムーズ
首掛けストラップでカメラを持っていれば、立ったままレンズ交換可能 - ナイロン素材で、撥水加工もされているので、少しの雨であれば問題なし。
しっかりと細かい所まで、作りこまれているのに、お値段 2580円です。(2022/11/18 執筆時 Amazon調べ)
物凄い安いと思いませんか?比較して見てください。

最良を求めれば、WANDRDやPeak designといった高機能、高品質なメーカーがありますが、お値段が10倍近い。
といっても、高価なカメラをよくも調べてないバッグに入れるのは不安ですよね。
写真多めにレビューしていくので、参考にして下さい。
外観





若干丸みを帯びてますが、長方形に近い形状ですね。できれば他の色が欲しかったですが、ブラックのみの展開です。
クッションと縫い目がしっかりと形状を作っていて、ジッパーを開けても形は崩れません。
カメラバッグとしては当たり前ですが、全面にクッションが入っています。
開口部付近の小さい面まで、しっかりと厚みと硬さがあるクッションが入っています。
ファスナーは、YKK製ではなく、SBS製のモノですが、スムーズに動きます。
ベルトは細目で、肩のクッションも薄目です。蒸れづらい素材ですが、もうちょっと良いモノが良かった。
ベルトの付け根は保護されていて、耐久性を持たせている様です。
内装



内側は、上蓋のポケット部を除く全面にマジックテープが張り付けられる素材になってます。
上蓋の小物入れは仕切りがないですが、幅が広く収納は大きいです。
アウトドア用品で、よく使われているメッシュ状に線が入っている破れづらい素材で作られています。
上蓋を全開にしても、中の物が落ちないよう支えれる様に工夫されています。
高価なカメラを中に入れるので、筆者の運用方法ではクッションのマジックテープで更に補強しています。


例として、EOS 6D+24-105mm F4Lを入れた写真を載せました。
オレンジとグレーのクッションは付属品で、下側と右側面にマジックテープで固定でき、隙間埋めと落下防止に使っています。
もう一枚の例は、普段の筆者の使い方です。
16-35mm F4Lと24-105mm F4Lを入れてみました。77mm大口径レンズ3本でもいけます。
100mm F2.8L Macroぐらいの長さまでなら入りますよ。
バッグの中のレンズのキャップを緩めておき、カメラのレンズ取り外し、キャップを付け替えた後にレンズを持ち替え、持ち替えたレンズをカメラに取り付ける。
スライドのストラップであれば、カメラから手を放すと下方向を向くので、ゴミの入り込みを抑えつつ、立ったままでレンズ交換できます。
単焦点を持ち出すのが楽しくなる運用方法だと思うので、興味がある方は試してみてくださいね!
まとめ
安くて、小型、軽量のスリングバッグで、レンズ交換も自由自在!の題名に偽りなしな内容だと思いますが、どうだったでしょうか。
値段の割に製品の質が良いというのも、間違いではないと伝えれてましたか?
あまり聞いたことがないメーカーですが、TARIONは選択肢に入れてもいいんじゃないかと思います。
最近、NEEWERなど中国メーカーのカメラ機材を見かける事が増えましたが、レンズなど光学系はまだ早いかなあと思いますが、周辺機材はかなり良くなってきています。
コスパを重視するのであれば、試してみてもいいと思いますよ。


